第二新卒者のための履歴書作成法を紹介!20代未経験の転職ならツナグバ

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目次

はじめに

労働者不足、とくに若年層の労働力不足が叫ばれるなか、日本の労働市場では、第二新卒者の採用ニーズが高まっています。彼ら彼女らは新卒者とは異なる経験や価値観を持つため、企業にとって貴重な資源となり得る存在です。そこで今回は、そもそも第二新卒とは誰を指すのか。また第二新卒のメリットとデメリット、第二新卒者が就職活動を行うに際してのポイントなどについて解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

第二新卒とは?

メディアなどで第二新卒という言葉はよく耳にしますが、具体的に誰のことを指すのでしょうか?第二新卒とは一般的に新卒入社後、社会人経験が3年未満のビジネスパーソンという意味でよく使用されています。第二新卒に該当する年齢は4年制大学を卒業していれば25歳前後、短大を卒業していれば22歳前後、高卒の場合は20歳前後になります。ただし明確な定義はなく、企業や求人サイトによって第二新卒のとらえ方はまちまちで、漠然と若手ビジネスパーソンを指している場合もあります。

第二新卒のメリット

第二新卒者はすでに職務経験を積んでいるため、新卒者よりも早く仕事に慣れることができます。また、以前の職務経験を活かして、仕事での成長や貢献を早めることができます。初めての仕事を経験した後、自分の興味や能力に合ったキャリアの方向性を見つけることができるため、新卒時よりも自己認識が深まっている場合があります。また、新卒者に比べて社会人としての基本的なスキルやマナーが身についているため、採用する企業にとってはリスクが低く、早く成果を出せる人材を採用できるというメリットがあります。

第二新卒のデメリット

新卒者と比べて、年齢が上になるため、同じポジションを求める際には競争が激しくなる場合があります。場合によっては、新卒者よりも給与水準が低くなることがあります。企業は経験を積んだ第二新卒者を求める一方で、給与面では第二新卒者を新卒枠に割り当てようとする場合があるためです。また、以前の職務経験が新しい職務内容と直接関連しない場合、企業側が採用をためらうことも考えられます。

第二新卒者の採用は企業にとってメリット大

第二新卒者は一度職場で働いた経験があるため、採用する企業としては教育期間が短縮されます。また、基本的な業務や社会人としてのマナーについては理解していることが期待されるため、早く業務に参加できる場合があります。さらに、以前の職場でさまざまな経験や知識を積んできた場合があります。そのため、新しい職場に新しい視点やアイデアを持ち込むことができ、企業の活性化やイノベーションに貢献する可能性があります。

また再就職を決めた第二新卒者は、より積極的に働く姿勢を持っていることがあります。経済的な安定やキャリアの成長を求めて再チャレンジするため、責任感や意欲が高く、企業にとって価値のある人材となる可能性があります。また以前の職場での経験をもとに、今後のキャリアや成長に向けた具体的な目標を持っていることがあります。そのため、自己成長やスキルアップに積極的に取り組む姿勢があり、企業内にポジティブな影響をもたらすことが期待されます。第二新卒者の採用により、企業内のチームや組織の多様性が向上します。異なるバックグラウンドや経験を持つ人材が集まることで、より創造的な問題解決や意思決定が可能となり、企業の競争力強化につながることが考えられます。

第二新卒者の転職活動

第二新卒者の転職活動においては自分のスキル、経験、興味、価値観などを再確認し、今後のキャリア目標を明確にする必要があります。前職での経験から学んだことや成果を振り返ることも転職活動をするにあたって有効です。実際に転職活動を始めるにあたっては、転職する目的や希望する職種、業界、企業を具体的に設定します。自身のキャリアの方向性や成長に合致する企業を見つけることが重要です。求人情報の収集を行う際は、求人サイトや転職エージェント、人材紹介会社などから求人情報を収集し、自分の希望に合う企業やポジションを見つけます。そして選考に進むために、履歴書と職務経歴書を企業に提出します。

履歴書のフォーマット記入

履歴書のフォーマットには氏名、生年月日、住所、連絡先など、基本的な個人情報を記入します。学歴は大学や専門学校、高等学校などの学歴を記入します。学校名、在学期間、取得した資格や学位などを明記します。職務経歴は会社名、所在地、雇用期間、役職、業務内容、実績などを記入します。特に、自身の担当業務や達成した成果を具体的に示すことが重要です。保有している資格や免許についても記入します。取得年月や資格名、発行機関などを詳細に記載します。英語やその他の外国語のスキルを評価レベルや取得した資格などとともに記入します。

その他、コンピューターのスキルや趣味、特技、ボランティア活動など、職務に関連するスキルやアピールポイントを記入します。自己PR欄には、自身の強みや志望動機、将来のキャリアビジョンなどを簡潔に記述します。履歴書は情報が整理され、読みやすいフォーマットで作成することが大切です。また、採用企業や求人の要件に合わせて、適切な情報を強調することも重要です。

職務経歴書の作成

職務経歴書には、過去の職務経験を明確かつ具体的に記載します。どのような業務を担当し、どのような成果を出したかを詳細に示すことが重要です。職務経歴書の中で、自身のスキルや能力を強調します。とくに、以前の職場で身につけたスキルや経験を示し、新しい職場での貢献度をアピールします。また、第二新卒者でも、資格は重要なポイントです。取得した資格があれば、適切に記載し、自身の専門性や学びの積み重ねを示しましょう。

また、職務経歴書の中で転職の動機や目標を明確にし、それが今後のキャリアにどのように貢献するかを述べます。企業に対する理解や興味、自身の成長への期待を示すことが大切です。過去の経験や成果を具体的なエピソードとして説明し、自己PRに活用します。具体例を挙げることで、自身の実力や人物像をより鮮明に伝えることができます。

第二新卒者の職務経歴書では、過去の経験をしっかりと整理し、新しい職場での価値を明確に示すことが重要です。自身の強みや成長意欲を前面に出し、採用企業にアピールすることがポイントです。

面接時の注意点

面接に向けて、企業や職種に関する情報を収集し、自己紹介や志望動機、過去の経験についての具体的な例を準備します。また、志望する企業の文化や価値観について理解することも重要です。ロールプレイや模擬面接を通じて、自己アピールやコミュニケーションスキルを高めます。また、自身の強みや弱みを客観的に見つめ直し、自信を持って面接に臨みことも重要です。

採用が決まったら

採用のオファーを受けた場合には、勤務条件や給与、勤務地などを検討し、必要に応じて交渉を行います。自身の価値観を認識し、適切な条件での雇用契約を目指しましょう。正式に採用が決まったら、入社手続きを進めて新しい職場でのスタートを切ります。入社後は早めに周囲と良好な関係を築き、新しい環境に順応していきましょう。


まとめ

最近では、第二新卒者を積極的に採用する企業が増えてきました。そのため、第二新卒での就職市場においても様々な選択肢があります。就職活動にあたっては、どんなキャリアを築き、どんな人間になりたいかを思い描き、自身の人生プランを立てることから始めてみましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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