IT企業に就職したいプログラミング未経験の新卒が覚えておきたいこと｜20代未経験の転職ならツナグバ

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ゲームやWebサービスが好きで仕事にしたいと考える人も多いですが、同時に未経験からIT企業に就職できるかわからない人も多いようです。

本記事では、20代-30代など若手の未経験転職に特化してサポートする転職エージェントの「ツナグバ」がIT企業に就職したいプログラミング未経験の新卒が覚えておきたいことについて解説します。

IT企業とは？

IT企業とは、コンピューターに関する技術を取り扱う企業のことです。IT企業は大きく分けて4つの種類に分けることができます。具体的には次の通りです。

• ハードウェア業界
• ソフトウェア業界
• 情報処理サービス業界
• Web・インターネット業界

一つずつ解説します。

ハードウェア業界

ハードウェアとは、パソコン本体やキーボード、マウス、モニター、プリンターなどの周辺機器、それらを構成する電子回路を指します。

携帯電話やスマートフォン、家電、ゲーム機などもハードウェアの一つとして考えられており、このような機器を扱う業界をハードウェア業界といいます。

ソフトウェア業界

ハードウェアの動作を制御するための命令や手順をまとめたプログラムのことをソフトウェアと呼びます。

ソフトウェアには、システム全体を管理するソフトウェア（オペレーティングシステム／OS）とOS上で特定の作業を実行するソフトウェア（アプリケーションソフト）があります。

スマートフォンの普及で、AndoroidやiOSなどのオペレーティングシステムが生まれました。最近では、多種多様なアプリケーションソフトが開発されています。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は、システムインテグレータとも呼ばれています。企業に情報システムを導入するときに必要となるサービスを全て提供することが特徴です。先ほど解説したハードウェア業界とソフトウェア業界の両方をサポートしていることが多いです。

情報処理サービス業界で行われる仕事は次のようなものがあります。

• ハードウェアの選定
• DB（データベース）の構築
• ソフトウェアの開発・管理・運用保守

Web・インターネット業界

 Web・インターネット業界ではWebサイト制作、ネットワーク構築、インターネット広告などの仕事を行います。

インターネットを利用したサービス全般が対象で、自分らしく働きたいと考えている人は、Web・インターネット業界でフリーランスとして働くことも多いです。

IT企業の主な職種

 IT企業には様々な職種があります。今回は、3つの職種を詳しく解説します。

解説するのは次の職種です。

• システムエンジニア
• プログラマー
• コンサルタント

システムエンジニア

システムエンジニアは、ソフトウェアの設計・開発を行う仕事です。顧客の要件をヒアリングし、仕様書を作成後実装します。システムエンジニアには、顧客の要件を適切にヒアリングするヒアリング能力や、プログラマーに指示を出すマネジメント能力が必要です。

システムエンジニアとプログラマーは同じ職種だと考える人も多いですが、厳密には違います。システムエンジニアはクライアントとの窓口になり、顧客を満足させられる仕様書を作成することが仕事です。

一方のプログラマーは、仕様書にそってコードを書く作業が仕事です。中小企業では、システムエンジニアとプログラマーが兼任されることも多いです。

プログラマー

プログラマーは先ほど解説した通り、仕様書にそってコードを書く仕事です。

プログラマーは、専門知識の他にも新しいプログラミング言語やバージョンアップされたプログラミング言語を習得する向上心、正常に動作するまで繰り返し処理する粘り強さが求められます。

コンサルタント

ITコンサルタントは企業の経営課題を解決する仕事です。「ヒアリング・分析」「提案」「プロジェクトの実施」の3つの段階に分けることができ、ITスキル以外にもクライアントの業務やビジネスに関する知識が必要です。

また、クライアントに提案する立場なので、論理的に説明するプレゼンテーションスキルが必要不可欠です。他にも、リーダーシップやコミュニケーション能力が求められます。

未経験新卒がIT業界で就職する3つのメリット

未経験の新卒がIT業界で就職するメリットは大きく3つあります。

• 将来性がある
• 変化があり、常に新しい仕事ができる
• 幅広いスキルが身に付く

一つずつ詳しく解説します。

メリット①将来性がある

現在IT業界に対する需要は右肩上がりとなっています。そのため、長期的に仕事ができる業界ですし、AIに仕事を奪われる危険性も低いと言えるでしょう。

専門的な知識が必要で、ニーズも一定数あるので比較的高収入なことも将来性があると言われる理由の一つです。

メリット②変化があり、常に新しい仕事ができる

IT業界は常に変化がある仕事です。就職してから、新しいサービスを作る立場になることもあるでしょう。

様々なスキルを身につけて活躍したいと考えている人におすすめの業界です。

メリット③幅広いスキルが身に付く

IT業界で得たスキルは、別の業界でも役に立ちます。

また、どの業界でもIT化やDX化が進んでいる背景もあり、他業界の転職をしたいと思ったときにも役に立つでしょう。

未経験新卒がIT業界で就職する3つのデメリット

未経験の新卒がIT業界で就職しようと思ったときに、デメリットはあるのでしょうか。大きく3つのデメリットがあると言われています。

• 完全実力主義
• ライフワークバランスが取りにくい
• 人手不足の環境

一つずつ解説します。

デメリット①完全実力主義

IT業界は完全実力主義です。メリットと捉える人もいれば、デメリットと捉える人もいるでしょう。

教育体制は企業によって異なりますが、実力主義のIT業界でキャリアを築くなら、能動的にスキルを身につけることが大切です。

デメリット②ライフワークバランスが取りにくい

IT業界は納期が迫っており、残業せざるを得ないという状況もしばしば起こります。一般的な仕事と比較して、柔軟な対応が求められるため、夜中や休日に仕事をしなければいけない時もあります。

プライベートの時間が完全にないというわけではありませんが、作りにくくなる時期もあるということを頭に入れておきましょう。

デメリット③人手不足の環境

IT業界では人手不足が叫ばれています。特に足りていないのは、技術革新と並行してスキルをアップデートできる高スキル人材です。

ニーズがあるので、高スキル人材になれば高い報酬や安定した仕事ができますが、スキルがないうちは努力をし続ける必要があります。

未経験でIT企業に新卒就職するために大切なポイント

未経験からIT企業に就職するために大切なポイントを3つ紹介します。

• IT企業の事業内容を把握する
• IT企業の事業の中で携わりたい事業を明確にする
• 企業が求める人材を把握する

一つずつ解説します。

ポイント①IT企業の事業内容を把握する

IT企業に就職しようと考えた時、その企業がどのような事業を展開しているのかを把握する必要があります。事業内容を把握することで、その企業のビジョンやミッションを理解できるようになります。

メインターゲットとなっている層はどのような人なのかなどの事業内容を把握するようにしましょう。IT企業は大きなビジョンが一つあり、それを実現するために多くの事業を展開している場合があります。それぞれの事業が社会にどのような影響を与えているのかを考えると企業をより理解できるようになります。

ポイント②IT企業の事業の中で携わりたい事業を明確にする

IT企業の事業内容を把握したら、その中で自分が携わりたいと考える事業を明確にしましょう。大学で学んでいることを活かしたい、興味がある、単純にその事業が好きなど、理由は人によって違います。

携わりたい事業が明確にあって、その理由を言語化できる新卒は、採用担当者から見ても志望度が高く映ります。

ポイント③企業が求める人材を把握する

IT企業で働くからには、プログラミングスキルなどの特別なスキルが必要なのではと考える人の多いでしょう。実際のところ、IT企業に完全未経験から就職する人も少なくありません。

就職するときにプログラミングのスキルがある程度必要で、コードテストなどを実施している企業もありますが、そのようなスキルテストがない企業もあります。その企業がどのような人材を求めているのかを事前にリサーチしましょう。

未経験からIT企業に新卒入社は可能！必要なポイントを把握して行動しよう

IT企業に未経験から就職する新卒も少なくありません。IT企業に就職すると言っても、システムエンジニアやプログラマ、コンサルタントなど職種は様々です。

IT企業に就職するためには、事業内容を把握することが大切です。IT企業にも様々な企業があるので、自分の志望する企業について事前にリサーチするようにしましょう。