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未経験からSEとして働きたいと考えている人の中には、本当に未経験でも就職できるのか不安になっている人もいることでしょう。
結論から言うと、未経験からでもSEに就職することはできます。しかし、事前準備は必要です。
本記事を最後まで読むことで、未経験からSEに就職するために注意するべきことなど、知っておくべきことが理解できるようになります。
未経験からSEに就職・転職できる?
未経験からSEに就職することは可能です。ただ、年齢や経験によって就職成功確率は違います。
ここからは次の4つのケースについて解説します。
- 未経験でもSEとして採用してくれる企業は増加傾向
- 20代前半までがSEとして就職・転職しやすい
- コンサルやチームリーダーの経験を活かせる
- 論理的思考力・コミュニケーション能力が備わっていればプラスに
一つずつ解説します。
未経験でもSEとして採用してくれる企業は増加傾向
IT人材不足の影響から、最近では未経験からでもSEを募集している企業が増えています。ただ。未経験と言ってもプログラミングスクールなどでSEとして働く上で必要な知識を持っている人に限ります。
未経験でも大丈夫というのは、SEで働く上での知識がゼロでも大丈夫という意味ではないので注意しましょう。最低限の知識があれば、採用されてから現場や研修でスキルを身につけることができます。
20代前半までがSEとして就職・転職しやすい
SEに限ったことではないですが、未経験で転職しやすいのは20代前半までです。20代前半までの場合には、ポテンシャル才能と呼ばれる、潜在能力で採用するか判断する対象になるので、未経験からSEに就職できる可能性が高くなります。
30代以上になってくると、即戦力が求められるため、未経験から転職するのは難易度が高くなると言えるでしょう。とはいえ、可能性がゼロというわけではないので、30代だからと言ってSEとして就職することを諦める必要はありません。
ポテンシャル採用とキャリア(即戦力)採用については、次の表にまとめたので参考にしてください。
採用方法 | 対象年齢 | 採用基準 |
ポテンシャル採用 | 20代前半(25歳までが多い) | 今後成長して貢献してくれそうか |
キャリア採用 | 30代以上(早いと20代後半) | これまでの経験・実績 |
コンサルやチームリーダーの経験を活かせる
未経験からSEに就職したいと考えたときに、コンサルティング経験があったり、チームリーダー経験がある人は有利に就職活動を進めることができます。
SEとして働く場合には、もちろんプログラミングスキルが必要となりますが、それと同じくらい論理的思考力やコミュニケーション能力も必要となります。
プログラミングスキルはプログラミングを学べば身につけることができますが、論理的思考力やコミュニケーション能力はすぐに身につけることができないので、すでにそのスキルを身につけているのであればプラス評価になるということです。
未経験からSEへの就職・転職におすすめな転職エージェント
また、未経験からSEへ就職・転職したいと考えた時、1人で転職活動を行うのは難易度が高いと言われています。理由としては次の理由が挙げられます。
- 企業の十分な情報が集まらない
- 自分の適性や適職がわからない
- 自分に合った求人を探す時間がない
- 書類添削、面接対策ができない
- スケジュール管理、企業への応募をすべて一人でやらなくてはいけない
- 相談できる相手がいない
特に、働きながら転職。就職活動を行っている場合には、十分な時間を割くことが難しいケースも多いようです。
このような課題を解決してくれるのが転職エージェントです。ここからは、おすすめの3つの転職エージェントについて解説します。
おすすめ転職エージェント①ワークポート
ワークポートは、IT転職に強みがある転職エージェントのことです。IT業界未経験や、SE未経験の方への就職にも力を入れているので、未経験からの就職に不安を抱えている人はぜひ登録しておきたいエージェントです。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公開求人数 | 約59,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
おすすめ転職エージェント②doda(デューダ)
dodaは国内最大級の求人数&転職支援実績がある転職エージェントです。
書類添削や面接対策などのサポートに高評価が集まっているのもあり、手厚いサポートを受けたい人におすすめです。
必要に応じてコンサルタントの転職サポートも受けることができるので、まずは自分がどのような支援を受けたいと思っているかを明確にしましょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 約157,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
おすすめ転職エージェント③リクルートエージェント
リクルートエージェントは業界トップクラスの求人数を保有している大手転職エージェントです。
SEやエンジニアの求人情報が6万件以上あるので、未経験の場合にもあなたに合った求人が見つかるはずです。様々な選択肢から就職先を決めたいという場合にはリクルートエージェントに登録しましょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約268,000件 |
非公開求人数 | 約277,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
おすすめ転職エージェント④ツナグバ
ツナグバでは若手に特化した転職支援サービスを行っている会社です。。
これまでに2000人以上の相談受けてきた転職アドバイザーのプロがマンツーマンで対応してくれるので、手厚いサポートを受けたい人におすすめです。
運営会社 | 株式会社ツナグバ |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
SE未経験での就職・転職に失敗しないために注意すべき3つのポイント
SE未経験で就職・転職活動を行うときに怖いのが就職・転職活動に失敗してしまうことです。ここからは失敗しないために注意したいポイントを次の3つに分けて解説します。
- ポイント①インプットの勉強ばかりに時間を割かない
- ポイント②研修が充実している企業を選択する
- ポイント③就職・転職時は企業と綿密なコミュニケーションを取る
一つずつ解説します。
ポイント①インプットの勉強ばかりに時間を割かない
SEになるためには勉強が必要だと思って、とにかくインプットに時間を割いてしまうというのがよくあるケースです。勉強に時間をかけるのも非常に大切ですが、時間をかけすぎてしまうと就職チャンスを逃すことにもなります。
ある程度の勉強は必要ですが、ゴールを決めて勉強するようにしましょう。例えば、「10月に基本情報処理試験に合格するように勉強する」などです。
ポイント②研修が充実している企業を選択する
転職・就職活動に成功したものの、研修がなく、毎日残業して、なんとかアウトプットを出しているという人もいます。
そのような事態を避けるためにも、研修制度が充実している企業を選ぶことが大切です。転職サイトの求人票には、研修制度について記載されていることが多いので、チェックするようにしてください。
ポイント③就職・転職時は企業と綿密なコミュニケーションを取る
未経験からSEに就職したときに、「思ってた働き方と違う」というようなミスマッチが起こることもあります。
採用面接時にコミュニケーションが取れていなかったり、就職先についてきちんと情報収集ができていなかったりすることが原因です。
このようなミスマッチを防ぐためにも、できる限り企業について調べたり、コミュニケーションをとってすり合わせを行ったりすることが大切です。
転職エージェントを利用すれば、そのようなミスマッチの可能性も減らすことができます。
まとめ:未経験でもSEとして就職可能!
本記事では、未経験からSEとして就職したい方に向けて、難易度や注意点、おすすめの転職エージェントについて解説しました。
IT人材の需要は今後も伸びていくことが想定できるので、転職・就職したいと思ったらすぐに行動することが大切です。転職エージェントは無料で登録できるので、情報収集として登録していてはいかがでしょうか。
この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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