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失業保険金を受給するのであれば、手続きの方法や受給期間を知る必要があります。ここでは、失業保険の手続きの仕方や受給期間などについて紹介していくので失業中の人は参考にしてください。
失業保険の手続きの仕方
失業保険金を受給する資格があるのであれば、手続きをする必要があります。受給資格があっても手続きをしていないと受給することができません。次に、失業保険の手続きの仕方について紹介します。ちなみに失業保険の手続きをするのを忘れたままでは最悪期限切れで申請することができなくなってしまう可能性もあります。そのため、退職したのであれば早めに失業保険の申請手続きを進めるようにしましょう。
受給対象になっているかを確認する
失業保険金は誰でも受給できるわけではなく、条件を満たしている必要があります。そのため、失業保険の手続き方法を知る前に自分が失業保険金を受給できる資格があるのかを確かめましょう。失業保険金の受給資格には、以前働いていた会社が雇用保険に加入していることが絶対条件となります。雇用保険は労働者を守ることができる内容になっており、その中に失業保険も含まれています。会社が雇用保険に入っているかどうかは会社に聞くことで教えてもらうことができます。ちなみに雇用保険の加入条件は週20時間以上働いていることや学生ではないこと、1年以上働くことができる見込みがあることとなっています。したがってこれらの条件を満たしているのであれば、雇用保険に入っていると考えて問題はありません。
必要な物を用意する
失業保険の手続きをするためにはいくつか必要な物があります。必要な物が揃っていないままでは当然ですが、手続きをすることはできません。失業保険の手続きには離職票、マイナンバー、身元が分かる物、印鑑、通帳が必要になります。離職票とは退職した後に届けられる書類であり、仕事を辞めたことを証明する書類です。離職票は会社に伝えると発行してくれます。
ハローワークで申請をする
失業保険の手続きはハローワークでしかすることができないので、上記で紹介した書類などを揃えてハローワークに行くようにしましょう。ハローワークであればどこでも良いですが、今後通う必要があるため、近い場所のハローワークを選ぶことをおすすめします。ちなみに申請手続きをしたハローワークに今後通う必要はなく、違う場所にあるハローワークでも問題ありません。
就職活動をする
ハローワークで失業保険の手続きを済ませたら、就職活動をする必要があります。そもそも失業保険は失業中で再就職先が見つかるまで支援する目的があるため、就職活動をしておらず、働く気持ちがない人に支給することは本来の目的とは違ってきます。そのため、最低でも1カ月に1回はハローワークで就職活動をする必要があります。就職活動をするとハローワークでハンコをもらうことができ、就職活動をしたことが分かるようになっています。
失業保険の手続きの仕方が分かったら受給期間も知ろう
上記では失業保険の手続きの仕方を紹介しましたが、次は受給できる期間も把握するようにしましょう。受給できる期間を知ることでどの程度失業中でも安心して就職活動をすることができるのかなどを知ることができます。
基本申請してから1年間が受給対象期間
失業保険は基本的に申請してから1年間が受給対象期間となっています。そのため、受給期間が3か月間のみとなっている場合でも1年間のどこかの月に1回就職活動を行えば受給することができます。しかし、条件によっては失業保険金の受給期間が330日以上になる場合もあり、その場合の受給期間も1年以上になります。ちなみに失業保険の申請手続きにも期限が設定されています。原則として退職した日から1年以内に申請手続きをしなければ失業保険金を受給することはできません。しかし、病気や怪我などで就職活動をすることができなかったり、申請手続きができなかった場合は期限を延長することもできます。
退職方法によって違う
失業保険金の受給できる期間は退職の仕方や雇用保険の加入年数、年齢なども関係してきます。会社都合で退職した場合は90日〜330日までの受給期間になり、自分都合で退職した場合は90日~150日となっています。失業保険金を受給できる期間が長ければ長いほど多くの支給金をもらうことが期待できます。
失業保険の手続きの仕方や受給期間を把握することの大切さ
失業保険の手続きの仕方や受給期間を知ることは受給者によって知りたいことである場合が多く、知ることでメリットを得ることもできます。次に、失業保険の手続きの仕方や受給期間を知ることのメリットを紹介します。
トラブルなく受給することができる
失業保険の手続きのやり方を事前に把握したり、申請期間があることを知ることも大切です。失業保険の手続き方法を事前に把握していれば、必要な物も知ることができ、スムーズに手続きを完了させることが期待できます。また、申請期間があることを知っていれば、申請手続きを忘れてしまうことも未然に防ぐことができ、失業保険金を受給することも可能になります。失業中は無収入になってしまう場合が多く、生活することが難しくなる場合も考えられます。そのような場合であれば、失業保険金を受給することの重要性はさらに高くなるため、申請期間を過ぎてしまうことはほとんどない場合が多いです。しかし、無収入の期間があっても生活に困ることがない人であれば焦って申請手続きをする必要性も低く、後回しにしてしまいやすいです。後回しにしてしまうと手続きをすることを忘れてしまうこともあり、思い出した時には既に遅かったということにもなりかねません。
最終的にどの程度の交付金になるのかがわかる
失業保険金を受給する際に最終的にどの程度の金額が支給されるのか気になる人もいるのではないでしょうか。失業保険金の金額は日割り計算される場合が多く、1日分の支給額を知ることができます。そこで受給期間も把握することで1カ月分の支給額を知ることができ、最終的に支給される金額も知ることが可能です。ちなみに1日分の金額は計算することで知ることができます。ただし、ハローワークで失業保険の手続きをした際に受給するための条件以外にも支払われる失業保険の金額も教えてもらえます。
安心して退職することができる
失業保険の手続きの期間や受給期間を把握しておくことで安心して退職することができます。さまざまな期間を把握していないといつまで失業保険を受給することができるのかやいつまでに手続きを済ませればよいのかわからず、不安になりやすいです。基本的に失業保険の手続きは離職票が届き、必要な物がそろい次第ハローワークで手続きをするようにすれば期間が切れてしまうこともありません。また、受給期間も手続きをしてから就職活動を始めていれば、受給期間が切れてしまうこともありません。ちなみに就職活動を数か月間できていなくてもそれから毎月就職活動をすれば期間切れになってしまうことはほとんどなく、満額受給することができます。
まとめ
失業保険の手続きや受給できる期間は決められており、原則期間が切れてしまうと手続きをすることができなかったり、失業保険金を受給できないので注意しましょう。
この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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