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「就職先ってどうやって探すの?」と悩んでいる高卒者も少なくないはずです。
本記事では、若手に特化した転職支援サービスの「ツナグバ」が、高卒者の就職内定率や人気のある就職先7つを紹介します。
この記事を読んで、就職先を決めることに迷っている人が、自分に合う就職先を探すきっかけになったら幸いです。
高卒者の就職内定率はどのくらい?
大卒や院卒者の就職が増えているので、高卒で就職をするのは難しいのでは?と思っている人も少なくないはずです。
文部科学省の2021年度の高等学校卒業予定者の就職内定状況(2020年12月末の調査)によると、高卒者の内定率は、男性92.5%、女性89.6%、合計91.4%。
また、2020年度の大学等卒業予定者の就職内定状況(2020年12月1日の調査)は、男性81.3%、女性85.0%、合計83.0%です。
高卒と大卒者の内定率は、1か月ほどの日数の違いがあるものの、数値からも大卒者より高卒者の方が高いことが分かります。
しかし高卒者の内定率の高さからみても、高卒だから就職は無理かもと不安を抱くことなく、就職活動を積極的に行っていくことをおすすめします。
高卒に人気の就職先7選
高卒に人気の就職先は、公務員、建設・建築業者、IT業界、福祉・介護、製造業、飲食業、運輸業です。
それぞれの職種について、人気の理由を紹介します。
公務員
公務員が人気のある理由は、給料や雇用が安定している印象が強いからです。
公務員は、景気の影響を受けにくく、給料減給やボーナスのカットなどがありません。また、試験に合格し無事に就職が決まれば定年まで働けるという安心感もあります。
福利厚生も充実しており、市役所や地方公務員でしたら、定時で帰宅ができるので、その後の時間を自分の趣味などに当てることも可能です。
公務員には、国家公務員と地方公務員があり、高卒者でも試験に合格すれば公務員になる事ができます。
建設・建築業者
建設・建築業者は、若い人材が不足しているため、未経験の高卒者でも求人が多くあります。
建設業の主な業務は、建築現場での指揮監督をし工事がスムーズに滞りなく行うよう管理をする施行管理や実際のマンションなどの建設作業に携わる現場、専門的な知識が必要な電気設備工事など色々な職種があります。
働いている人の年代も様々で熟練の経験がある人も入れば、仕事を初めて2、3年と若い人もいる業界です。
どの年代の人とでも、コミュニケーションを取ることが好きという人におすすめです。
高卒者でも資格取得をすることで昇進ができる魅力もあります。
IT業界
IT業界は、大手企業が多く、若い人を積極的に採用している企業が多いです。
未経験者にも採用枠がある企業もあり、特にITやパソコンに関心が高い人におすすめです。
ITの必要性は、IT業界に留まらず色々な企業で必要とされる傾向のため、ITのスキルを取得することで、広い範囲で就職が見つかりやすい魅力もあります。
福祉・介護
福祉や介護の職種は、少子化の日本ではこれからも需要が高まっていく職種です。
また、未経験者や無資格者でも就職が可能で、働きながら経験を積み、キャリアアップすることができます。
就職先にはより資格が必要な場合もありますが、資格取得制度を導入している事務所もあり、働きながら資格を取得することができます。
また、介護の仕事は、事務作業も多くあるので、パソコンのスキルを高めていく事も可能です。
製造業
製造業は工場で作業をし、製造やモノづくりをしていくため、製品の管理や製造などが主な仕事です。
例えば、自動車工場であれば、部品の製造や組み立てをします。他にも、その製品が一定の基準を満たしているかどうかの検査をする業務もあります。
製造業と言ってすぐにうかぶのが、「単純作業だから、、、、、」とマイナスに感じる人も少なくないです。
しかし、学歴を気にすることなく就職ができるだけでなく、福利厚生が充実している魅力があります。
マニュアルをしっかりと作成している企業もあり、未経験者でも働きやすいです。
飲食業
飲食業は、未経験者や高卒者を歓迎している所も多く、高卒者が就職しやすい業種の1つです。
飲食業は、お客様と直接接する仕事で、お客様に喜んでいただけるようにおもてなしをすることが大切になってきます。
主な就職先としては、大手チェーン店のレストラン、カフェ、居酒屋や個人経営の飲食店などです。
仕事内容は、接客やレジの対応がすぐにイメージされると思いますが、他にも、品出しや在庫管理、店舗・商品のレイアウト、掃除などの業務があります。
就職した人の中には、キャリアを積んで、店長や支店長を目指す人もいて、スタッフの仕事の管理、売上、本部とのやり取りなど仕事の場がどんどん広がり、やりがいが出てきます。
運輸業
最近では、ネット通販の需要も高まってきており、運輸業の人手が不足してきています。
今では、生活に不可欠な職業の1つで、郵便や宅配業での求人が多く、未経験者でも就職がしやすいメリットがあります。
運輸業に興味を持った人は、運転免許の取得が必要です。
高卒者が就職先を決めるコツは
高校在学中に就職を決める時には、いくつかの決まりがあるので紹介していきますね。
選考までの具体的な流れ
高校在学中に就職活動をする場合は、学校を通し行うのが一般的です。担任や進路指導の先生と話し合いながら就職先を決めていきます。
高卒者を採用するためにはルールがあるので、そのルールに沿って進めていく事が必要になってきます。
ハローワークで7月1日くらいから求人の公開がされ、9月5日くらいから応募の書類提出が始まり、9月16日ごろから企業側の採用選考がスタート。
一次選考結果は、9月末ぐらいになり、内定が取れたらその時点で就活が終わります。
2次募集のスタート日は、10月頭です。
就職先を探す方法
主に就職先を探す方法は、2つあります。
1つ目は、高卒就職する際に学校推薦という形でそれぞれの学校に企業に求人が届き、その中から就職先を選ぶ方法です。
2つ目は、ハローワークの求人サイト(高卒就職状況WEB提供サービス)を使って自分で探す方法があります。
どちらの方法も雇用形態、仕事内容、選考方法など求人の詳細を担任や進路指導の先生と相談しながら自分に合った就職先を探していく事になります。
書類選考
高卒採用については、全国統一式の用紙を使用して、履歴書や調査書を提出することが決まっています。
企業側は、書類の内容だけを見て採用することはできず、選考方法として、面接やテストを行うことになります。
面接当日
高卒採用については学業への影響を考え、面接で終了する企業が多いです。
面接時には、志望動機、自己紹介、得意科目などを質問されることが多く、元気よく答えると面接官の印象が良くなります。
面接に不安がある人は、自宅の鏡や家族の前で練習してみることをおすすめします。
まとめ
最近の傾向としては、企業側の求人数が応募者よりも多いです。
また、未経験者や高卒者歓迎の職種もたくさんあるので、希望の就職先が見つかりやすいです。
高卒者だから自分のやりたい仕事ができないと感じることはなく、働きながら資格を取得できる職場もあるので、将来を考えたキャリアアップを目指すこともできます。
若手に特化した転職支援サービスの「ツナグバ」は、経験豊富なアドバイザーが、あなたの希望やスキルを確認してぴったりの求人を紹介します。
この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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