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これまでフリーターとしてバイトを転々としてきたけど、「もうそろそろ正社員として安定した仕事をしたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
正社員として働いたことがない就職未経験者でも、正社員として採用されることはあります。
本記事では、若手の転職支援に特化した「ツナグバ」が、就職未経験の方が、正社員での就職を目指す方法について解説します。
正社員就職未経験とは
求人票に「未経験者歓迎」と書かれていることがありますが、この未経験とはどういう意味なのでしょうか?
「未経験歓迎」の3つのパターン
「未経験」には次の3つのパターンがあります。
- 就職した経験が一度も全くない人
- 業界未経験(他の業界で働いた経験があるが、応募する業界の経験がない人)
- 職種未経験(他の職種で働いた経験はあるが、応募する職種の経験がない人)
このうち①の就職した経験が一度もない人を「就職未経験者」と言います。
なお、履歴書などに職歴を書く際には、基本的にアルバイトは職歴に含まれません。
就職未経験者の状況
厚生労働省が公表した「若年者雇用対策の現状等について」の資料によると、平成31年3月に卒業した大学生のうち、未就職のまま卒業したのは約18,000人、高卒者では約3,000人でした。
15~34歳の「フリーター」は143万人、フリーターと同程度の不安定就労者は52万人、仕事を探さず家事や通学をしていない「ニート」は53万人、ニートと同等の人が40万人もいたとされています。
参考:厚生労働省:「若年者雇用対策の現状等について」
企業が就職未経験の人材を正社員で採用する理由と不安
企業が「未経験者」を積極的に採用するようになったのは、ここ最近の事です。それまで、中途採用では即戦力となる人材を求めていました。
就職未経験者を正社員採用する理由
企業が求人票に「未経験者歓迎」と書いて、「就職未経験者」を正社員として採用するのには次のような理由があります。
応募者を増やしたい
日本は少子高齢化社会が急速に進んでいます。2007年に2,035万人だった若年労働力人口(15〜34歳)は、2017年には1,711万人と10年間で約320万人も減少して、今後さらに減ることが予想されています。
若者の人口が減る中で、新卒採用・中途採用ともに売り手市場となっていて、企業が求人を出してもなかなか採用できないという状況になっています。そこで若手人材を確保したい企業は、就職未経験者でも採用したいと考えています。
未経験者でも始めやすい仕事なので幅広く募集したい
専門的な知識やスキル、経験が必要な仕事の場合には、他社で十分な経験と実績を積んだ人材を採用したいと企業は考えます。一方で、単純作業や簡単な事務、接客などの仕事は、経験が無くても始めやすいことから、就職未経験者でも正社員で採用するケースが多く見られます。
研修体制がしっかりしている
企業によっては、将来の伸びしろ(ポテンシャル)に期待して、就職未経験の若手を正社員として採用することがあります。このような企業は、入社後に教育や研修を行って人材を育成したいという思いがあります。
企業が就職未経験者に持つ不安
就職未経験者を積極的に採用する企業がある一方で、不安を感じ採用を控える企業もあります。企業が就職未経験者に感じる不安とは、主に次の3つです。
- すぐに辞めてしまうのではないか
- 仕事が覚えられるか
- 職場に馴染めるか
これまで就職未経験で、正社員の求人に応募する際には、このような企業の不安を払拭するようなアピールをすることが必要です。
就職未経験から正社員に就職する方法
では、実際に就職未経験の方が正社員になる方法を紹介します。
未経験歓迎の求人を探す
まずは、「未経験歓迎」の求人を探しましょう。求人を探す主な方法には、次のようなものがあります。
就職転職情報サイト
就職転職情報サイトには、さまざま業種や職種の求人が掲載されていて、無料で利用することができます。自分の希望の条件にあわせて求人を検索することができるので、未経験者でも応募できる求人を簡単に探すことができます。
転職エージェント
転職エージェントは、無料で利用することができる民間の転職支援サービスです。登録すると、専任のアドバイザーが就職や転職を検討している人の希望する条件を確認して、経験や希望にあった求人を紹介してくれます。
応募書類の書き方や面接試験のサポートもしてくれるので、就職未経験者の方も安心して就職活動が進められます。
ハローワーク
ハローワークは国が運営する職業紹介所で、正式名を職業安定所と言います。全国に544か所設置されていて、地元企業からの求人が多いのが特徴です。居住している地域で、仕事を探したい時には利用してみましょう。
全国に22か所設置されている「わかものハローワーク」では、専門のスタッフが主に35歳未満の方の就職活動をサポートしています。
アルバイトから正社員を目指す方法
就職未経験者から正社員での就職を目指す方法には、「正社員登用制度」を導入している企業の求人に応募する方法もあります。「正社員登用制度」とは、アルバイトはパート、派遣など非正規雇用の社員を正社員にする制度です。
アルバイトで入社して、仕事ぶりが評価されれば正社員になれる可能性があります。企業によって正社員登用の基準や要件は異なるので、応募の際に確認しましょう。
就職未経験から正社員の就職を目指す際に意識するポイント
就職未経験の方が、正社員での就職を目指して就職活動を行う際に意識しておきたいポイントについて紹介します。
1日も早く就職活動を始める
20代前半までは、潜在的な能力や入社後の成長を期待して採用されるケースがあります。しかし、年齢が高くなるにつれて、スキルや経験が求められます。そのため、就職未経験者の方は、1日も早く就職活動をスタートしましょう。
目指す業界や職種を決める
就職未経験者の方の中には、「自分がどのような仕事に向いているのか」や「自分がやりたい仕事」がわからなくて仕事を探せないというかたも多いのではないでしょうか。まずは、「自己分析」や「適職診断」をして、目指す業界や職種を定めましょう。
就職転職エージェントを活用する
就職未経験者の方の多くは、就職活動の経験もないため就職活動の進め方がわかりません。就職活動に詳しい専門家のアドバイスやサポートを受けるのがおすすめです。
「ツナグバ」は、20代~30代の若手に特化した転職支援サービスです。経験が豊富なアドバイザーが、これまでフリーターだった方や就職未経験者の方の正社員での就職をサポートします。
就職未経験でも正社員として働くことは可能
「これまで就職したことがない」「フリーターでアルバイトを転々としていた」といった就職未経験の方でも、正社員として働くことはできます。就職未経験であっても、年齢が若ければポテンシャルに期待して採用する企業は少なくありません。
就職に詳しいアドバイザーのサポートを受けて、1日も早く就職活動をスタートしましょう。
この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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