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- #高卒認定試験 高卒資格を取得するための試験のこと。
- #過去問集 試験対策のための過去の問題集のこと。
- #勉強法 試験合格に向けた効率的な学習方法のこと。
高卒認定試験に合格するために必要な過去問集や参考書はたくさんあるためどれを買うべきなのか判断するのが難しいと思います。書店に行くと、高校生向けの参考書がたくさんあり、どれを選べば高校相当認定試験の勉強ができるのかわからない人も多いのではないでしょうか。大学受験科目用を選択すると、レベルが高く、多くのスキルを必要とする内容なので、効率よく勉強することができません。さらに、コンテンツやテキストの量に圧倒されて学習意欲を失ってしまう危険性もあります。高卒認定試験の対策には、核となる内容を適度に解説した学習参考書が最適です。この記事では高卒認定試験に合格するための参考書をそれぞれの特性などを解説してご紹介していきます。
1.参考書と過去問集は一冊ずつ!
高卒認定試験に合格するためには、1科目1冊ずつの参考書と過去問集があれば十分です。この試験は範囲が比較的狭く、出題される問題の約6~8割が過去問と同様のものであるため、過去問と補完用の参考書(問題集)が1冊ずつあれば、合格に十分です。過去問を解いて過去の出題傾向や問題の難易度を把握し、補完用の参考書で不足している知識を補うことで、効率的な学習が可能です。そのため、基本的には過去問+補完用の参考書が1冊あれば、高卒認定試験に合格するために必要な教材として十分なのです。
2.問題集・参考書の選び方とは
2-1シリーズものを揃える
参考書・高卒認定ワークブック
過去問集・スーパー実践過去問題集
参考書や過去問集にはさまざまなシリーズが存在しますが、その中でもこの二つのシリーズが最も効果的です。参考書を選ぶのに時間をかけるのはもったいないので、このシリーズを選び、一貫した学習を行うことが合格への最良の方法であると言えるでしょう。これらのシリーズは内容の充実度や過去問題の充実度において高い評価を受けており、確かな学習効果が期待できます。したがって、多くの時間や労力を費やすことなく、効率的に試験対策を進めることが可能です。
2-2英語と数学は例外
問題を解くには、数学や英語のある程度の知識が必要となるため、参考書だけでは不十分な場合もあります。英語に関しては単語や文法の理解が必要であり、数学では公式を使って問題を解くため、最低限の知識が欠かせません。そのため、参考書や過去問題集に加えて、「最低限の基礎知識を覚えるための参考書」が必要になります。この参考書を通じて基礎的な知識を補強し、その後は問題集や過去問題を解きながら実践的なスキルを身につけることが重要です。このようなアプローチによって、効率的かつ効果的に高卒認定試験の対策を進めることができます。
3.おすすめの参考書・過去問集
3-1高卒認定・スーパー実践過去問題集
高卒認定試験の過去問6問、秋試験も掲載されています。市販されている問題集の中で最も古い問題を収録しています。 8月試験問題だけでなく11月試験問題も収録した過去問題集は他にありません 基本事項を網羅した丁寧な解答解説です。少々お値段は張りますが、自信を持ってお勧めできるしっかりとしたセットです。高校・高卒認定試験合格の秘訣は過去問にあると言われています。なぜなら、この試験の問題形式は毎回同じであり、過去の試験から類似した問題が数多く出題されるからです。過去問を解くことで認知度の高さを知り、スコアアップに向けた効率的な勉強ができます。
3-2高卒認定ワークブック
高卒認定試験の出題傾向や形式、レベルに合わせた学習内容となっているため、学習内容に無駄がなく、基礎から効果的に実力を伸ばすことができます。内容は主に問題中心であり、上級資格試験専用の復習本なので、試験でも問題集と同じ問題が多く出題されます。さらに、設問ごとに要点を丁寧に整理して解説しています。このような特徴を持つため、高卒認定試験の勉強に最適な参考書形式の問題集と言えます。これらの特徴により、効率的かつ確実に試験対策を進めることができ、合格に向けての自信を高めることができます。高等学校卒業程度認定ハンドブックは、各単元の重要問題、基本問題、発展問題を確認する順番で構成されています。これから高校卒業資格取得に向けた基礎を学び始める人でも使いやすい構成になっています。高卒資格を取得することに重点を置いた内容なので無駄がなく効果的です。このようなコンテンツは、勉強すればするほど得点が増えます。各章の最後には質問もあります。これまでに習得したスキルをさらに強化していきます。
4.その他高卒認定試験用シリーズ
4-1高校 とってもやさしいシリーズ
何年も勉強をしていなかった、学力が心配で勉強が全然できないと感じている方々も、高卒試験を受験する決意をしたものの、勉強が不安だと感じているかもしれません。そんな方々におすすめなのが、「高校とってもやさしいシリーズ」です。このシリーズは、内容が中学の復習レベルから高校の基礎まで網羅されており、さらに上級検定レベルにも対応しています。この問題集を使って勉強を進めた後は、過去問演習を行うことで、試験に合格するのに十分な学習力を身につけることができます。これらの特徴により、長い学習のブランクがある方でも、安心して学習を再開し、高卒試験に臨むことができます。高校とってもやさしいシリーズは、本当に重要な内容に絞っているのでライトな学習本ですが、2級資格取得の入門書として、内容・量ともにかなり絞って学習するのに適しています。図や手書きの説明、吹き出しがたくさんあるので、苦手な人や長い間勉強していない人でもとても理解しやすいと思います。詳しい解説付きで穴埋め形式で学習できるので、鉛筆があればどこでも効率的に学習できます。特に大学受験に向けて復習をしたい方や、苦手意識のある方は、まずはこの「高校とってもやさしいシリーズ」で勉強することをおすすめします。
4-2高校これでわかるシリーズ
高卒認定試験について基礎からしっかり学びたい方には、高卒認定(高認)の学習参考書として「高校これでわかるシリーズ」がおすすめです。内容も学習レベルも高卒認定試験の勉強に適しており、画像やイラストも多く、分かりやすい解説で、他の参考書では読み飛ばせない非常に基本的な内容を詳しく解説されています。苦手科目でも気兼ねなく勉強できるでしょう。「教科書」「ていねいな教科書ガイド」を1冊にまとめた参考書です。 「高校これでわかるシリーズ」はあくまで高校レベルの基礎知識を学ぶための参考書です。中学生向けの内容は、上記の「とってもやさしいシリーズ」を使って勉強するのがおすすめです。
まとめ
高卒認定試験を受けるうえで参考書や過去問集の選び方も大切ですが、まず学習計画を立案し、合格までのスケジュールや目標を設定することや長期間の学習に対してのモチベーションの維持のために定期的に結果を振り返ることで自信をもって学習を続けることが大切です。本記事で紹介しきれなかった参考書や過去問もたくさんあるので是非見てみてください。自分にあった勉強方法で高卒認定試験をうけることが一番の合格への道のりになります。過去問集で問題を解きながら出題傾向や問題の難易度を把握し、実践力を養い理解できないところは参考書で学習することをおすすめしますが、学習の方法は一通りではないので自分に合う学習方法を見つけてみてください。
この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
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