大卒のフリーターのメリット・デメリットとは?|20代未経験の転職ならツナグバ

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大卒でフリーターとして働くことにはメリットやデメリットがあります。ここでは、大卒のフリーターについて詳しく紹介するので、大学を卒業する人は参考にしましょう。

目次

大卒でフリーターになる原因

大卒でフリーターになることには原因があります。大卒でフリーターになる割合は2割前後と言われており、高卒は5割がフリーターになるともいわれています。一度就職をして退職後にフリーターになっている人も含まれていますが、大卒でフリーターになる割合は決して高いわけではありません。しかし、フリーターになることには原因があり、次に紹介する理由で大卒でもフリーターになっている可能性が高いです。

就活をしていない

大卒でフリーターになっている人の中に就活をしていない場合もあります。就活をしていなければ、当然仕事に就くことができていないので、正社員ではなく、フリーターとして生計を立てていることになります。就活をしていない理由はさまざまですが、単純にやりたい仕事が見つからなかった場合や働くことに嫌悪感を抱いていたり、企業に属することを嫌がることもあります。

その他には就活をする前に身に付けておきたいスキルを習得するためにあえて就活をしないという選択肢を選ぶ大学生もいます。これらの理由から就活をしていない大学生は正社員として働くのではなく、比較的自由であり、責任がないフリーターとして働いている場合が多いです。

内定をもらうことができなかった

上記では就活をしなかったことから大卒でフリーターになる原因を紹介しましたが、なかには就活をしたにも関わらず内定をもらうことができず、仕方なくフリーターとして働く場合もあります。大卒と言っても必ず就活に成功するわけではなく、希望する企業によっては内定をもらうことが難しいこともあり、複数社受けても内定をもらうことができない可能性もあります。

フリーターとして働く場合は比較的内定をもらうことが容易ですが、正社員として採用されることは難しいこともあり、履歴書の書き方や面接の受け方などを把握するようにしましょう。

就職後すぐに辞職した

大学を卒業する前にしっかり就活をして内定を貰っている方もいます。大卒後に働いていてもすぐに辞めてしまい、フリーターとして働いていることも少なくありません。すぐに辞めてしまう理由はさまざまですが、思っていたような仕事内容でなかった場合や仕事環境に馴染めないなどの理由からすぐに辞めてしまう人もいます。

在学中にバイトなどをしていれば、フリーターとしての働き方に慣れており、正社員として働き始めた際にフリーターとの働き方の違いに唖然としてしまうこともあり、すぐに辞めてしまう要因にもなります。

大卒でフリーターになるメリット

大卒でフリーターになることにメリットがあります。次に、大卒でフリーターとして働くとメリットになることを紹介します。就活をするかフリーターとして働くかで悩んでいるのであれば参考にしましょう。

自由な時間が増える

フリーターとして働く場合は正社員よりも自由に使うことができる時間が増えます。単純に1日の労働時間が短いだけではなく、休みの数も多い傾向があります。そのため、大卒後に他にやりたいことがあるのであれば、正社員として働くよりもフリーターとして働いた方がやりたいことに割く時間を増やすことが期待できます。しかし、仕事を掛け持ちしてしまうと正社員として働いている人よりも自由に使うことができる時間が減ってしまいやすいです。

責任が少ない

フリーターは比較的責任が少ないメリットがあります。正社員として働いていると次第に責任のある仕事を任されることになり、ミスなどをしてしまうと責任を負う必要が出てきます。しかし、フリーターの場合は例えミスをしても上司の責任になる場合が多く、重責を感じながら仕事をしたくない人にとっては大きなメリットとなります。

簡単に仕事を変えることができる

フリーターは簡単に仕事を変えることができるメリットがあります。そのため、やりたい仕事が見つからなかった場合にとりあえず生計を立てるためにフリーターとして働くことも可能です。また、フリーターでさまざまな職種の経験をしてどの仕事内容が自分に合っているのかを再確認することができます。自分に合った仕事内容が分かれば、その業種の求人に応募し、正社員として働くことも可能です。

正社員になると簡単に仕事を変えることができないので、仕事を変えやすいことはフリーターの大きなメリットと言えるでしょう。

大卒でフリーターになるデメリット

上記では大卒でフリーターになるメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。人によってはデメリットの方が大きく感じてしまうこともあり、そのような場合は可能な限り正社員として働くようにしましょう。次に、大卒でフリーターになることのデメリットを紹介します。

収入アップが難しい

フリーターは正社員と比べると収入アップが期待できません。その理由はフリーターは基本的に昇給しなかったり、賞与をもらうことができないからです。正社員の場合は年に1回昇給することがあり、長く働き続けていればいるほど年収が増えます。また、賞与も年に1回か2回あり、フリーターよりも多く収入をもらうことができます。これらの理由からフリーターは正社員と比べると収入が少ないです。

ときに30代から正社員との収入の差は開いて行きやすく、大卒から長い期間フリーターとして働いていると同期と比べると収入が低い可能性が高いです。フリーターで収入を増やすためには掛け持ちをする必要性が高くなりやすいですが、長い時間働き続けないといけないため、体調を崩してしまいやすいです。

スキルが身に付きにくい

フリーターとして働いていてもスキルが身に付きにくいというデメリットがあります。その理由は正社員との働き方が違うからです。正社員であれば慣れれば新しい仕事内容に挑戦してみたり、上の役職に昇進することもあります。また、企業が資格を取得するサポートを行うこともあります。しかし、フリーターの場合は一定の仕事しか任されずに昇進することもありません。フリーターの仕事は未経験でもできる仕事内容が多いこともスキルが身に付かない原因です。

しかし、基本的なスキルであれば、フリーターの仕事でも身に付けることができます。

大学まで進学した意味が失われやすい

大学に進学する理由はひとそれぞれですが、より良い仕事先に就職するために大学に行く人もいます。そのような人が大卒後にフリーターになると大学に進学した意味が失われてしまいやすいです。一時的にフリーターとして働く程度であれば大学に進学した意味は失われにくく、フリーターのあとの企業に就職していれば無駄にもなりません。しかし、大卒後長くフリーターとして働いているとなんのために大学にまで進学したのかが分からなくなってしまいやすいです。

正社員になりにくい

大卒後のフリーター歴が長いと正社員になりにくくなってしまいます。大卒後であれば、まだまだ正社員として雇ってくれる企業は多いですが、フリーター歴が長いとなぜ就職しなかったのかや長続きしないなどと悪い印象を持たれてしまいやすいです。そのため、大卒後に就職できていなくても将来正社員として働きたいのであれば、早めに就活を再開するようにしましょう。

まとめ

大卒でフリーターになる人もいますが、長くフリーターを続けることはデメリットが大きくなってしまいやすいです。また、周りからは大学まで行ったのにフリーターになっていると陰口を言われてしまうこともあります。そのため、大卒後にフリーターとして働くのであれば、正当な理由がある場合やあくまでも短期間だけ働くようにしましょう。

この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

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